「辞めさせるわけにはいかない」
上司からそう言われた瞬間、頭が真っ白になりました。
退職の意思は固まっている。
でも、職場には迷惑をかけたくない。
できれば揉めずに終わりたい。
そんな中で私は、
“正直に話せば分かってもらえるはず”
と思い、ある言葉を口にしました。
結果的に、それが一番の失敗でした。
退職を考え始めたのは、家庭との両立がきっかけでした。
家庭や今後の生活を考え、このまま続けるのは難しいと判断しました。
ある日、上司に時間をもらい、
「お話ししたいことがあります」と切り出しました。
最初は落ち着いた雰囲気でしたが、
退職の意思を伝えた途端、空気が変わりました。
上司に引き止められたとき、私はこう言いました。
「もう気持ちは決まっています」
「今の会社ではこれ以上成長できないと感じています」
正直な気持ちでした。
でも、今振り返ると、この言葉が火に油でした。
当時は気づきませんでしたが、
この言葉は上司の立場から見ると、
「会社や自分を否定された」と受け取られやすいものでした。
上司は、
・人員計画
・評価
・責任
を背負っています。
そこに感情的な正論をぶつけても、
話がスムーズに進むはずがありません。
今なら、こう伝えます。
・個人的な事情を理由にする
・会社や上司を否定しない
・「相談」という形を取る
例えば、
「家庭の状況を考えると、今後の働き方を見直す必要がありました」
といった言い方です。
本音をすべて話す必要はありません。
“角を立てずに伝えること”が最優先です。
退職は悪いことではありません。
でも、伝え方を間違えると、
本来不要なストレスを抱えることになります。
もし今、
退職を伝えるのが怖いと感じているなら、
それはあなただけではありません。
このサイトでは、
私自身の失敗や遠回りをもとに、
「揉めずに・損せずに動くための考え方」
を発信していきます。
少しでも参考になれば幸いです。

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